「中ちゃん」を見つけた経緯
きょうは、焼き鳥が食べたくなって「焼鳥 虎忠」に行こうとしたんだがお店の提灯はすでに消灯。0時近かったので、そりゃーお店閉まってますよね。
別のところを探していたところ、小料理屋の扉が開いていて、通りすぎる時に、ちらっ!
いままでも、お店があるのは知っていたが、中を見たのは初めてだった。
カウンターに客が2組。奥には机の席も見えた。お店の前にはたて看板でお料理とお酒の名前ががずらり書いてある。しかもその文字が死んでない。
感覚が訴えかけてくる…
ここ、美味しいな!!!
奥さんと歩いていたので、目配せして会話。
わたし「……(いまのところ、どう?)」
奥さんも何か感じるものがあったようだ!
奥さん「……(いいんじゃない!)」
奥さんの目も死んでない。
いざ!!
っという具合に乗り込んでいったのが小料理屋「中ちゃん」。詳しい場所は言葉で伝えづらいので、下のマップを参考にしてください。
お店の中と雰囲気
入ってみるとカウンターと奥に4人卓が1席あるこじんまりとしたお店。先に入ってた2組のお客の間の席に通されたが、隣のお客さんのガタイがよくって狭い思いをするかと思いきや、ちゃんと店主の方が「ちょっとずれてもらえますか?」と配慮してくれて、助かった!
調理場のホワイトボードには料理や日本酒の名前がずらり。その日によって、メニューを変えている感じがある。
店主のほか店員さんはおらず、1人でお店を切り盛りしているようだ。カウンターにも張り紙で「1人でやってるから、お料理が出るまで時間かかるけど勘弁してね」的なメッセージがあった。
メニューは、明らかに酒の肴になるものばかり。巻物もあるが、ご飯をがつがつ食う店というよりは、お酒を楽しお店。
注文した料理!
あとで日本酒を頼むだろうと思いながら、とりあえずビール!
最初に、ちょこっと刺身(確かそんな名前だった)とわさび菜のわさび和えを注文したところ、ちょこっと刺身は一切れずつの盛り合わせとのことで、刺身盛り合わせに変更。わさび菜のわさび和えもお通しで出るとのことで、却下。
じゃー、ほかに何を頼もうかと考えているうちにお通しが登場!
絶対うまい!
これ食べてないけど、絶対うまいやつ!
先ほど話していたわさび菜のわさび和えと、隣にあるのはあん肝です。
「これは日本酒でしょ」と思いながらビールとにらめっこ。
あん肝をパクリ!
う、うまい!
まったくクセのないまろやかな味わいのあん肝だ!これは美味しい。自家製だろうか。わたし、あん肝は嫌いではないのですが、脂っぽさから、そんなに食べたいっていう感じにはならないんです。
でも、これは本当に美味しかった。
これは、もう日本酒だー!
ビール残ってるけど日本酒に行くしかない!
っと思って、わたしの大好きな八戸酒造の陸奥八仙を注文。
陸奥八仙 ISARIBI 特別純米 無濾過生原酒 | ||||
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そして、刺身の盛り合わせが登場!マグロにカンパチ、たい、いか。どれも美味しそうだ。
マグロは、以前に中野にある「常笑(ときわらい)」っというお店で食べたマグロがとっても、美味しかった。分厚く切ってあり、マグロの味をしっかりと感じられた。
それ以来、あまり「これはうまい!」っと手を叩いて喜べるほどのマグロに出会えてないが、この中ちゃんのマグロもうまい。マグロの味がちゃんと感じられる。
そして、何よりもカンパチが美味かった。カンパチ特有の身のコリコリした食感を久しぶりに感じたような気がする。
そして、陸奥八仙があう!
っと、ここまででもすでに大満足。
はっ!!
結局、まだ刺身しか注文していない!
っということで、わたしの独断で長芋の酒盗和えを注文!
長芋はシャキシャキ。酒盗と和えるとお酒のお供にぴったり。
…なのだが、しまった!
これ、奥さんはそんな好きじゃない気がする。
うちの奥さんは、臭みがあるものが苦手。
この長芋の酒盗和えも、長芋が新鮮でみずみずしいだけに、酒盗の臭みというかクセが感じられる。
内臓の塩辛だから、臭みがあるのは当たり前でそれがいいんだけど、やっぱり奥さんは酒盗を食べたことがなく、この料理に箸をつけてなかった。
しかも、勢い余って最初に長芋と酒盗をがっつり混ぜてしまった。混ぜなければ、長芋と酒盗を別々でも味わえて奥さんも食べれたのに。。。失敗失敗!
そして、もう一品注文しようということになり、巻物と卵焼きで悩んだ挙句、
「ここの卵焼きは絶対にうまいに違いない」と卵焼きをチョイス!
「ちょっと甘めですよ」と店主が気を使ってくださったが、むしろ甘めの卵焼きを食べたかったところなのでありがたい。
これが、その卵焼き!
これも、うまい!
もうこの店なんでもうまい!
確かにしっかりと甘めでふわふわ!大盛り大根おろしに、ちょっと醤油を垂らせば酒のつまみにもなる!
まとめ
料理もお酒もとても美味しいし、店主も物腰が柔らかく気さくな感じで話しやすい。
扉が開いてたので入ってしまったが、普段は0時近くには店を閉めているのだそう。きょうはお客さんが、まだいたのでお店を閉めずに営業を続けてたとのこと。申し訳ない。
しかし、こういう小料理屋は、すこし入りづらいイメージもありますが、今日は、ここを見つけられてよかった。
中野はまだまだいい店がある!!
そう思わせてくれるいいお店だった。
皆さんも是非行ってみてください。もう一回言っとくけど、場所は説明しづらいから下のマップを見てね。
お店情報 (クーポン・予約・地図)
中ちゃん
ジャンル:小料理
アクセス:東京メトロ東西線中野(東京都)駅北口 徒歩5分
住所:〒164-0001 東京都中野区中野5-53-8(地図)
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情報掲載日:2017年10月14日
コメント
中ちゃんの店長は昔の常笑の店長ですからね