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3席ほどの小さなカウンターのある鮨屋「榮寿司」
中野の居酒屋散策していると、ちらほらとお寿司屋さんを見かける。中野ブロードウェイにつながるアーケード街(中野サンモール商店街)の中は回転寿司が多くて、一本ずれたふれあいロードにはカウンターのすし屋が何店かある。
そんな中でも、ふれあいロードをずーと進んで早稲田通りにぶつかるちょっと手前にも寿司屋がある。
ちらっとのぞくと巻物を売ってるショーケースのようなものが見えた。
そうか、ここはテイクアウト専門か…
いや、ちょっと待てよ!
カウンターがある!
あるよ!カウンター!
3席ほどの小さなカウンターがあるが、これは
逆に敷居が高い!
きっと、この3席は常連で埋まるのだろう
なんて思っていた。
そして、ある日、中野の居酒屋のレビュー見てたら、この人のこんなレビューを見つけた!
見た瞬間、
あっ、あそこだ!となった
なになに鯖の棒鮨と太巻きがうまいのか!
なんか気になる!!
っと言うことで買いに行って見ました。「榮寿司(さかえすし)」
店舗のある場所
お店の場所は、先にも書きましたがふれあいロードをずんずん進み、早稲田通りにぶつかるちょっと手前にあります。
中野や新井薬師に住んでる方なら行く機会もありますが、中野を知らない人は、
「もうこの先は居酒屋ないのかな!?」
なんて思って、引き返してしまうポイントの場所なので、ここら辺のお店を知らない人も多いのではないでしょうか?
ぜひ、ずんずん進んでって見てください。
太巻きを買いに行ってみた。
わたしが訪ねた時は、夜の8時ぐらい。ふれあいロードは居酒屋を探す人や、2件目に出向こうとしている人でごった返している時間帯。どこのお店もそれなりに人が入って賑わっている。
栄寿司のあの3席のカウンターも埋まっているのだろうか?
っと覗くと、やっぱり埋まっている。
たぶん、常連さんだ!
意を決して中に入ると、
その3人のカウンターのお客たちが一斉にこちら見る!
やりづらい!!
一斉にこっち見んなし(笑)
そうすると、ご主人が
「いらっしゃい!!!(笑顔)」っと話しかけてくれた。
お爺ちゃんと呼んで差し支えないほどの年齢のご主人。笑顔がとてもとてもキュートだ!
一気に緊張していた体が解れた気がした。
もう、何を頼むかは決めていたので、そのまま注文。
「太巻きを1本」
このお店は、持ち帰りの太巻きも注文を受けてから作ってくれる。
作ってくれてる間は、立ったままだとカウンターの常連さんと目があってしまいそうなので、入り口横の椅子に座らしてもらったが、どうせなら作っている光景をちゃんと見ておけばよかったと、ちょっと後悔。
5分もしないうちに出来上がり、女将さんがお勘定をしてくれた。
太巻き1本で520円
ちょうどのお金を渡して店を出るときも、ご主人は満面の笑顔で
「ありがとうございました!」
っと見送ってくれた。
まだ太巻き食べてないけど、「また来よう」っと思った。
太巻きに合わせて夕飯作り
っと、太巻きを買った話はここまでだけど、どうせなら太巻きに合う、そして日本酒も楽しめる献立にしたいとお料理に取り掛かる。
今日の献立はこちら!
- 太巻き(栄寿司)
- カレイの煮付け
- ガンモ含め煮
- きゅうりの漬物(ライフのお惣菜)
そして、参考にしたレシピはこちら。
太巻きを食べるときに、煮汁を楽しめる料理の方がいいかと思って、このチョイスにしたんだけど、よく見たら両方とも煮物になってしまったよ。
そして、きょうの食材はこちら!
立派なカレイが手に入ったよ!
こちらはガンモの含め煮の食材。レシピではサヤインゲンだったのがキヌサヤになっていたり、しいたけに代わりにんじんが登場したりと食材は冷蔵庫とにらめっこしてアレンジしていますが、そこらへんはご容赦を。
食材を切ったら、どちらも調理は煮詰めるだけのとっても簡単調理!
料理とお酒をお披露目
そして、完成!
こちらがガンモ含め煮。キヌサヤが多いのはご愛嬌ということで。
こちらがカレイの煮付け。もとがしっかりしたカレイだったので身くずれすることもなく綺麗にできた。
ちょっと、煮つけを盛れるお皿がなくて、大きいお皿になってしまった。しかも茶色だから映えない!ちゃんといい感じになる和食器を買わなきゃ!
そして、肝心の 栄寿司の太巻きオープン です。
包み紙はを開けると〜
こんな感じ!
さらに開けると…
おお〜 美味しそう。
ちゃんとガリも付いてくる!
そして、きょうのお酒は八戸酒造の陸奥八仙 青ラベルの漁火です
実 食
さて、実食はもちろん太巻きから!
中の具は、キュウリにたまご、そしてかんぴょうと、とてもオーソドックス。
食べてみると…
懐かしい!
たまごのまわりには桜でんぶが敷いてある。どれも突出した味はないが、すべての具材が交わると
懐かしい!うまい!
これは、懐かしうまいだ!
お米もぎゅっと固まり過ぎてなくて、ほろっとくずれる感じで、パクパクいける!
さて、わたし作った料理はどうでしょう。
カレイの煮付けは…
うん。ちょっと味薄かった(笑)身がしっかりしてるだけに、味がまだ染み込んでない。十字の切り込み忘れたし、皮目の方の味の染み込み方がイマイチだった。簡単な料理こそ、最初に決めた味がそのまま出るから、難しいなー。
がんもの煮付けは、美味しい!いや、もうがんも自体が美味いから、美味しい料理になってくれてる。ジュワーと煮汁が染み出してきて、太巻きにもぴったりだ。
そして、陸奥八仙をきゅっと。
このお酒は、冷やした方が最初の口当たりが良くていい気がする。刺身や魚料理に合わせると抜群に美味い!
まとめ
きょうは、榮寿司の太巻きを食べられてよかった。レビューを見てお店のことを知らなかったら、いつまでも食べることなくいつの間にか引っ越していたことだろう。
中野住んでいるけど、この「榮寿司」のことを知らない人も多いと思うので、この記事を読んだ方は一度行ってみてはいかがでしょう。
ちなみに、今回は訳あって太巻きをチョイスしたけど、みなさん、鯖の棒鮨を推してらっしゃる。
今度は、鯖の棒鮨を買いに行こう!
そして、いつの日かあの3席のカウンターに座ってお寿司をいただきたい。